目次
退職金は、アメリカ株に投資すれば別にいらない
退職金の現在価値は238万円
こんにちは。HARUKIです。
今日は、サラリーマンにとって気になる退職金について説明します。
下記のニュースにあるように、大卒会社員の平均退職金は2156万円になります。
大学卒の定年退職金は2156万円(厚生労働省)
https://allabout.co.jp/gm/gc/13774/
さて、これは22歳で会社に入った人が受け取れるのは基本的に60歳の時です。
2156万円って大金ですよね?
でも、実は、ファインナンス的には38年後に受け取れる退職金は実はあまり美味しくありません。
なぜかというと、お金の価値は常に変化をするからです。明治時代の1万円は現在でいう2000万円になります。また、お金は金融商品に投資をすればお金が増えるので、投資をすればお金は増えます。このような観点から、
・現在価値
という考え方が、ファイナンスにはあります。
現在価値の細い説明は、他のサイトに譲りますが、以下のように式で表すことができます。
・現在価値=将来価値/(1+割引率)^N
*N:年数、割引率:主には株式等の利率
ここから、2156年の現在価値を各年数ごとに表すと以下のようになります。
*割引率は、アメリカの平均的なリターンの6.8%を切り捨てて6%としています。
current_value
これをみると衝撃なのが、38年後の2156万円の現在価値は238万円になります。
つまり、なんとか頑張って貯金した238万円をアメリカ株に投資すれば、退職金はもどってきます。そう考えると、退職金を気にして夢を諦めたらり、転居をともなう転職等をあきらめるのはどうなのか?
というのがHARUKIの考え方になります。もちろん、安易に転職すべきではありませんが、退職金の1つの考えた方として上記のような考え方があることはぜひ覚えておいていただけると幸いです。