バフェット太郎さんのブログをみて思うこと〜株式資産総額が5800万円の有名米国株投資家について〜

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バフェット太郎さんのブログをみて思うこと〜株式資産総額が5800万円の有名米国株投資家について〜

バフェット太郎さんは口が悪いので、敵を作りやすいが戦略は至極真っ当??

こんにちは。HARUKIです。

今回は、最近はまっている株式投資ブログの「バフェット太郎さん」のブログをみて思ったことについて記載します。

*参考:バフェット太郎さんのブログ:http://buffett-taro.net/

バフェット太郎さんは、いろんな週刊誌等や本も出版したため、米国株式投資のブログ界では大変有名です。

*本⇩

基本戦略は、

・「米国株の高配当株に15〜20銘柄程度まででバランスよく投資し、配当や利益を再投資することでお金持ちになれる」

という「米国株高配当投資戦略」を取っています。

アメリカ株は、基本的には人口も増えて経済的にも強いですし、経済を支える基盤の政治も強いので、このような米国株に投資する戦略は成功しやすく、「参入障壁ができて、キャッシュを生み出している優良企業に投資し、配当の再投資を繰り返す」という戦略は、かの有名なウォーレンバフェットも取っている素晴らしい戦略です。

この戦略は、好景気には主にグロース株と言われるテクノロジー株やベンチャー株に対してアウトパフォーマンスになりますが、リーマンショックのような不景気時にも株価の値上がりを元に購入している人が少なく配当目的の長期ホールドしている投資家も多いため、あまり株価が落ちません。

ただし、意外に負けている期間が長いため我慢が必要なのは事実で、このバフェット太郎さんは市場をアンダーパフォームしていますw

上記に加えて、敵を作りやすい表現を好む方なので、非常に多くのアンチがいるようです。

特に、よく「くそダサい投資家」等というワードを使っているにも関わらず、パフォーマンスが対してよくないのがアンチを作る最大の原因です。実力がないのに、ブログを書くな等も言われております。

 

そのため、地味に投資の神様も採用しているバリュー投資の真髄である「アメリカ市場の成熟×参入障壁が高い企業に対して、配当の再投資を実施していく戦略」を実施できているにも関わらず、投資手法は評価されていません。

*最近のアウトパフォーマンスも上記の悪評に拍車をかけています。




単なるブームではなく、本質的に稼ぐ力がある株式は長期投資しても良い

バフェット太郎さんは素晴らしい分析ができる賢い方ですが、意見が偏っており1点だけ大きな勘違いをしています。それが、

 

・グロース株でも、本当に稼ぐ力がある株式は長期投資しても良い

 

ということです。

つまり、現在のマクドナルドやブリテッシュアメリカンのような参入障壁画大きなりキャッシュを生み出せるような企業は買いです

この観点がバフェット太郎さんには抜けています。

特に昔ながらのバリュー株をずっと買い続ければ良いものではなく(その株が引き続き大きな競争優位を持っている場合は別)、これからも競争優位がある株を買うのが必要です。

実際、本家本元のウォーレンバフェットは、「アップル」や一時期「IBM」のような株式に投資をしていました。

こちらのバフェット太郎さんは、アップルとアマゾンの違い等を明確に理解しておらず、とりあえずオールド優良株のみに投資しており、IT株を全て投資対象外としています。

事実、ITバブルで実力のない株(仮想通貨みたいな株)は淘汰されましたが、一時期100ドルを超えて5ドルまで株が下がった本当に競争優位性がある「アマゾン」は今や2000ドルを超えています。

テクノロジーの進歩により、変化が大きいのは実社会のみでなく投資市場も同じですね。

結局は、変化に対応できるもののみが、ビジネスでも投資でも生き残ることができます。

 

 



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