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株購入の際に気にすべき定量指標
PER,PBR,ROE等の様々な定量指標について
こんにちは。HARUKIです。
今日は、株式を勉強したてのときにでてくる、各種定量指標について説明します。
ただ、HARUKIは、株購入の際はあまり一般的な指標を参考にしていません笑
理由は、このような指標だけを参考しても、「株の将来の値動きを予想できないため」です。
例えば、驚異的な成長を続けているAMAZON等はPERをみると296倍ですが、適正水準は「一般的な株は20倍、成長株で40〜60倍」と言われています笑
そのため、基本的にはHARUKIの5条件である以下を最重要視しています。
①その事業領域でNO1である。
②労働集約事業でなく、指数関数的に業績が伸びる
③一定規模の市場がある
④経営者が優秀
⑤参入領域の中で、利益率が非常に高い
ただ、各種ある指標の中でも以下のような数字だけは、購入の際には必ず見るようにしています。
①1人あたりの売上高が増加しているか?
②ROEが10%以上あるかどうか
③売上高研究開発費率が5%以上あるか
④営業キャッシュフローが伸びているかどうか
⑤EBITDAが30%以上あるかどうか
HARUKIの過去の経験則でいくと、上記指標を全てみたしているとほぼ確実に株価は上昇します。
代表的な例はGOOGLEです笑ただし、全てを満たす必要はなく、複数だけでも十分優良株です。
(特に、売上高研究開発費率は、研究開発ではなく外部企業に投資をしていてもOKです。)
では、①〜⑤についてそれぞれ解説していきましょう。
役に立つ各種指標
①1人あたりの売上高が増加しているか?
→これは非常に重要です。労働集約ではない事業だとこれが確実に上昇していきます。GOOGLEやスタートトウデイ等がそうです。
ただし、採用を加速しており、マネタイズまで時間がかかるB to Bの事業を運営している場合は、別です。そのような企業は、1人あたりの売上高が大きく減少していないかのみをみるようにしています。
②ROEが10%以上あるかどうか
→自己資本利益率であるROEはやはり重要です。
たとえば、最近株価の上昇が著しいUTグループや日本M&AセンターもROEが40%近くあり非常に有望なROE株です。
ただし、ROEはあくまで補助的な指標なので、HARUKI的には10%を超えれていれば十分です。
③売上高研究開発費率が5%以上あるか
→典型的なのはトヨタやGOOGLEです。
新規事業への投資は研究費計上できるため、新しい領域への挑戦を続けているかどうかをみます。
これだけ各業界の垣根がなくなっている今としては当然の「挑戦」を続けているかを行動でチェックします。
*Amazonも研究開発費や人材投資が多いですね。
④営業キャッシュフローが伸びているかどうか
→本業で伸びているかどうかをかならずチェックします。
*フリーキャッシュフローを見る人もいますが、HARUKIは営業キャッシュフロー派です。
ちなみに、Amazonも営業キャシュフローは伸びており、時価総額/営業キャシュフローは20〜30倍くらいなので、営業キャッシュフローベースで見るとまだまだ割高ではありません。
⑤EBITDAが30%以上あるかどうか
→HARUKIが投資するのは、設備を持っている企業がすくないので営業利益で十分なのですが、仮に設備投資が重たい企業に投資する際は、EBITDAで30%以上の利益を出しているかどうかをみます。
*一般的には、設備投資が大きく自社で設備を抱えている企業は労働集約企業が多く、好きではありません。
やはり、付加価値が高く利益率が高い事業は、参入障壁が高く高成長株になりやすいです。
その中には、いろいろな指標がありますが、ぜひ実用的な指標をみなさんも見つけて株式投資を実施いただければと思います。