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最近の原油安を受けて、エクソンモービルについて再考してみた
前回べた褒めしたエクソンモービル株
こんにちは。HARUKIです。
今日は、前回本ブログでべた褒めした「エクソンモービル」について、最近の圧倒的な原油安を受けて再考してみたので、下記に記載をします。
↓前回の記事
著名投資家に非常に人気がある「エクソン・モービル」は投資すべき株〜副業でサラリーマンが投資〜
前回では、
①今後人も増え、原油の他に燃料として量も担保できる有望な資源や発電方式がない
②原油価格がある程度高くないとシェールガスの優位性はなく安心。
③原油は結局なくならない
と書きました。
そして、今や下記のニュースがたくさん。
ホーム 経済 文字サイズ 小 中 大 NYダウ終値、4営業日連続で下落…原油安で
まあ、よくある話ですね。
特に最近サウジは、皇太子が著名報道記者を暗殺支持するなど、世界的にサウジに対する疑問が膨れた結果、
・サウジのお金は血塗られたお金→そんなお金使うな
というような風潮が広まったり、アメリカのトランプが国内の支持層からの支持を取り付けるために、
・原油価格を下げろ!
みたいな話になり、原油国に対して逆風が来ています。
こうなると歴史は繰り返すもので、現在OPECで調整がされている「値下がり防止のための、原油供給調整」は財政が悪い国からどんどん約束を保護にする可能性があります。
(本当によくある話です)
これもひとえに、原油国の「原油一極依存」のせいではあります。
サウジの皇太子は、国外のメディアからも「感情的で未熟」・「まだ国を率いる器ではない」等散々な評価ですが、中東の大国を石油依存から脱却させるために、女性の運転強化を出したり、日本の大企業・実業家である「孫正義」と組んで、ビジョンファンドを運営したり期待大でした。
正直残念です。
少し前まで「これから原油は上がる」と言われていたにも関わらず、原油は長期で価格が低迷しそうです。
*ここに来ての下降トレンド。
原油価格と連動しているエクソンモービル株ですが、配当や事業のキャッシュフローを考えるとまだ継続してキープで問題ない
さて、そんな中世界最大の石油会社である「エクソンモービル 」ですが、株価は綺麗に原油価格と連動しています。
現在原油の代わりに、色々な発電やエネルギーが模索されていますが、発電では結局ある程度火力に頼らざるおえない状況であり、石炭が世界的に避けられている+シェールガスはある程度原油価格が高くならないと採算が合わない、という事実から短期的には全く問題ないと考えます。
また、エクソンモービル の各種キャシュフローをみても、まだ本業は順調で、投資もしているので、健全です。
唯一懸念なのは、車でガソリン車が減り電気自動車になること。
・原油が使われるプラス要因:これからどんどん人口が増え、最終的には100億万人になると言われている。
また、世界全体で見るとますます豊かになるため、エネルギーの使用料総和は必ず増える
・原油が使われなくなるマイナス要因:電気自動車の台頭。(ただし、電気を生み出す際にも結局火力発電が使われていることもあるため、いきなり0になる訳ではない。)また、地熱発電や太陽光発電とうの技術の対等。地球の外に大きなソーラーを作り、電気を波として地球に送る技術を検証している組織もありますわ笑
少し感覚的な話にはなりますが、今の所プラス要因が大きそうで、なおかつ配当利回りも4%もあるので、一旦はまだホールドですね。
バフェット太郎やhiroさん、三菱サラリーマンさんのように「成熟産業で配当が多い、業界NO1会社の株を保有」という戦略は、そのビジネスモデルの賞味期限がまだある間は有効に作用するので、技術的イノベーションにだけアンテナを貼っておき、まだまだエクソンモービルの株は保有しようと思います。
*おそらくまた原油は一時的に回復します。