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決算報告書からベイカレントの業績を分析する
ベイカレントの業績は非常に好調
こんにちは。HARUKIです。
本日は、相変わらず業績絶好調のコンサルティングファーム、ベイカレントの決算報告書から業績を分析します。
下記が最近発表をした決算報告書です。
参考:http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material_for_fiscal_ym&sid=47795&code=6532
詳細は、上のリンクを見ていただければと思いますが、結論としては
・業績進捗は計画より良く、全体的に非常に好調
・コンサルティングファームの成長ドライバーである人材採用も採用環境が悪化している割には順調
・受注案件の中で、戦略/業務系のコンサルティング案件を増やし単価アップを目指す
・ベイカレントの競争優位である「コンサルタントの稼働率」は引き続き高い割合を保つ
・デジタル領域への注力
ということです。
総合系ファームとはまた違って戦略で、実際に単価の安さを武器に案件獲得は進んでいるので、このまま順調に業績は推移しそうですね。
そして、特筆すべきは、成長ドライバの採用を加速させるために、
・ベイカレントという会社のブランディング向上
・採用力強化のために、コンサルタントの待遇(給与・働き方)強化
という2つに本気で力を入れています。
特にブランディングの向上という観点では以下のようなサイトを作成したりしており、ベイカレントの本気度が伺えます。
*デジタルに関連する知 見を紹介する為Webサイ トをオープン:https://digital.baycurrent.co.jp/
給与が高くて有名だったベイカレントですが、最近は働き方(月の残業は50時間前後のようです)の改善に加えて、
IT系のコンサルタントを「ベイカレントに転職すれば年収に加えて、戦略・業務案件ができる」という口説文句で口説いています。
確かに、これは事実といえば事実なのですが、「大手金融機関のRPA導入検討・実行支援」のような他ファームではIT案件扱いの案件も業務支援案件とベイカレント内ではなっているので言葉を鵜呑みにするのは少し注意が必要です。
引き続き「業界内の評判の悪さ」・「少しの誇張表現で採用対象を採用」という負の側面はありますが、年収の高さや働きやすは事実ですし、会社として「戦略・業務案件」に力をいれているのは事実なので、以前より間違いなくよい会社になっているようですね。
個人的にも応援している会社なので、このまま悪い箇所を改善して、大きな飛躍を遂げて欲しいと思います。